糖尿病で気を付けるのは「糖」でなく「油」だった!
糖尿病食のキーポイントは油だった!
こんにちは、YORIKOです。
今日は「糖尿病においての油脂の選択」をテーマに書きたいと思います。
というのも、栄養学に精通していて、それを仕事にする人というのは
みんな、日々アップデートが必要なので(解明されていないこともたくさんあるし、実は間違っていた!という事もよくある事だからです)
私も日々色んな本を読んだり、ネットで調べたりしていますが
どうも、この油脂がキーポイントであることがわかってきました。
ところがそれに伴う研究者やドクターの意見が枝分かれし、時には正反対の意見が出てくるので、しばらく悩んでしまったんです。
オメガ3の油は摂ってはいけない論浮上。
脂質に関して調べていくと、実はこんなに様々な意見があります。
- 動物性脂は✕ 植物性油は〇
動物性脂はコレステロールや中性脂肪を増やすが、植物性油がはその逆の働きをして、糖尿病患者の死亡リスクを低下させる
...と日本の栄養学では教えます(管理栄養士さんの指導もこれ) - ω3 以外の植物性油は✕、動物性脂肪(バター、ラード、牛脂)は〇
ω6、9、植物性の中鎖脂肪酸の油は糖尿病を発症、悪化させる。ω3は インスリン抵抗性を上げず、炎症を抑える
...と、日本脂質栄養学会の初代会長は言ってますし
- ω6、ω3 は✕、バター、ココナッツオイルなどシードオイル以外は〇
過酸化脂質を発生させ、糖の代謝異常によってエネルギー代謝を低下させる
...と、「糖尿病は砂糖で治す」を書かれてる先生をはじめとして、プーファフリーを提案しておられる研究者の方もいます。
正直、ヨリちゃんパニックでした。笑
日本で基準の栄養学(動物性脂肪は良くなくて、植物性の油は良い)は論外ですが
オメガ3を 摂った方が良い論と 摂ってはいけない論は
調べれば調べるほど、どちらも意見として成り立っていて、納得してしまう内容なのです。
栄養学の分野もまだ正解がないんですね。
それだけはわかりました。笑
糖尿病において「油」と「脂」の選択はどうすればいいの??
管理栄養士でもなく、医者でも学会の人でもない
いわば、国や経済的な事情が絡んでいない中立な立場の私が、栄養コンサルタントとしていえる事は
- 常温で固体の脂も、液体の油も細かな分類があるので、動物性だから✕、植物性だから〇というわけではない。
- 絞った油(人の手が加わった油)は少量で良く、体に良いから積極的に飲んだりするものではない(お酒など、お楽しみの嗜好品と同じレベル)
- 油脂は体に必要ではあるけれど、油だけを取り出したものを摂るのではなく、ホールフードで摂取するのが一番良い。
流行りや「体に良い」というキャッチコピーに惑わされない!
→ コレ、一番大事!!
いや、ほんとにね、「コレステロールゼロ」とか書いてるサラダ油に言いたい。
当たり前じゃ!植物油は初めからコレステロールゼロや!!!
...おっと、お育ちが悪いのがチラリズムしてしまいました…失礼。
(アメリカではこの表記は禁止ですからね)
「脂肪が体につきにくい」これは人工的な中鎖脂肪酸混ぜているんだと思うんですが、だいぶ怪しいですね。
ほんと、油脂の選択大切です。
脂質について学べる講座!
日本ホリスティックフードセラピー協会の講座では、脂質の分類やその役割なんかも学びながら、油脂の選択をどうしていけばいいのかをお伝えしていきます。
知識を日々のお料理の中に取り込んでいけるような、楽しいお料理レッスンとともに、情報に惑わされず、自分で選び取る力を身につけていきます。
まずは協会のHPをチェックしてみてくださいね!
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